一人暮らしの新社会人が100万円貯金するための5つのステップ

2020年3月7日総論

新社会人にとって一番の不安は何でしょうか。

仕事内容、上司や先輩、残業や有給。心配ですよね。

でも大丈夫。1年後のあなたは、どれも心配していません。

1年経てば、少しは仕事を覚えて、何を頑張ればいいか見えてきているでしょう。職場にも、仕事のある生活リズムにも慣れてきています。

では、お金についてはどうでしょうか。

給料、賞与、そして貯金。手取りがいくらで、生活費はどれくらいか。不安ですよね。

お金の心配は、放っておいても解決しません。1年間何も考えずに過ごせば、1年後のあなたもお金の心配をしています。

この記事では、一人暮らしの新社会人が100万円の貯金を達成して、お金の心配からいち早く脱出するための5つのステップを解説します!

実家暮らしの方は、一人暮らしに比べてお金の不安は少なめですが、これを参考にすればより一層安心の実家ライフが送れます!

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①収入と支出を把握する

貯金100万円への道、それは収支の把握から始まります。現状の把握は全ての基本ですので、ざっくりでもいいので書き出してみましょう。

収入

まずは収入を把握。新社会人ですので、99%の人が給与収入のみでしょう。

初任給はいくらでしょうか。会社によって、初任給に差はありますが、額面で高卒16〜17万円、大卒19〜22万円、院卒22〜24万円あたりが現在の相場のようです。

手取りとなると、ここから社会保険料(健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料)と税金(所得税)が差し引かれますので、概ね高卒14万円、大卒17万円、院卒20万円ほどの手取りが一般的です。

(健康保険料と厚生年金保険料が差し引かれるのは入社2ヶ月目からなので、4月の手取りは少し多いですが、この際無視します。)

初任給が支給されたら、給与明細をしっかり確認しましょう。また支給前でも、雇用契約書などで給与額を確認できます。

支出

支出はどうでしょう。手取り17万円に対し、以下の項目の相場を単純に足すと、15万円になります。

家賃 相場7万円

一人暮らしの新社会人の最大の出費は、家賃ですよね。

ワンルームマンションの家賃相場は、東京都6〜10万円、大阪府・愛知県5〜8万円など。1LDKであればこれにプラス2〜3万円ほど。

家賃を含む固定費を抑えるコツは後述します。

光熱水費 相場1万円

家賃とともに固定費の代表格、光熱水費。

季節によりますが、電気・ガス・水道合わせた一人暮らしの光熱水費は平均月1万円ほど。

食費 相場4万円

「食い扶持(くいぶち)」という言葉があるように、給料はまず第一に食べるためにあります。健康のためにも、栄養バランスのとれた食事をしっかりと取ることを心掛けましょう。

一人暮らしの食費は3〜5万円が一般的どれだけ自炊できるかで大きく左右されます。たくさん食べたい人ほど、自炊しましょう。

通信費 相場0.8万円

なくてはならない生活インフラです。スマホだけなら大手キャリアで月7,000円、格安SIMで月3,000円ほど。部屋に固定回線を引けば、プラス3,000円。

交際費 相場1.2万円

いわゆる飲み代・デート代です。飲み会1回5,000円として、あなたは月何回くらい飲みに行きますか。ここではとりあえず月2回と設定しましょう。端数調整でプラス2,000円、二次会1回いったとします。なんだかんだ、これが最も個人差のある費目ですよね。

趣味・衣服・その他 1万円

このほかの項目は、あればあるほどお金が出ていきます。スーツ代など、初期費用は仕方ないとしても、その他の出費はしばらく様子見しましょう。

②月々の貯金額を設定する

収支の把握が終わったら、毎月の貯金額を設定しましょう。先ほどのシミュレーションでは、収入17万円に対して支出15万円でした。

この場合、貯金額の設定は3万円にします。

引き算が苦手なわけではありません。現状の黒字が月2万円であれば、3万円。3万円であれば、4万円。極端な無理はできませんが、月1万円の収支改善なら、ほとんど誰でもできます(後述)ので、現状の黒字額プラス1万円を月々の貯金額として設定しましょう。

ここで設定するのは「貯金目標額」ではなく、「貯金額」です。

③天引き貯金の仕組みをつくる

「貯金目標額」ではなく「貯金額」を設定するといったのは、「収入-支出=貯金」ではなく、「収入-貯金=支出」とするので、毎月の貯金額は変動しないからです。

収入は、残業代などで毎月変動します。支出も、放っておけば毎月変動しますし、減る方向よりも増える方向に変動しがちです。

もし「収入-支出=貯金」の考え方で生活していれば、貯金額は安定しませんし、決めた目標額に達しないと自己嫌悪にも陥りかねません。

しかし「収入-貯金=支出」の仕組みを作ってしまえば、収入の多寡に関わらず貯金額は一定なので、1年後の貯金額を今知ることすらできます。

貯金のみならず将来の資産形成の基本にもなるこの「天引き貯金」。新社会人になるこの春、ぜひ身に付けて同期に差をつけましょう。

具体的な方法はいくつかあります。

社内預金

勤め先の会社に社内預金制度がある人は、積極的に活用しましょう。社内預金は、会社が給与から天引きして預金してくれる仕組みです。福利厚生の1つなので、一般の銀行預金よりも高い利率で預金できます。

入社直後に説明を受けられることが多いですが、なければ総務系の部署に聞いてみましょう。

財形貯蓄

財形貯蓄とは、勤労者財産形成貯蓄制度の略称です。勤労者財産形成促進法という法律に基づいて、給与から天引きした金額を金融機関の財形口座に預ける形で財産形成を促す仕組みです。550万円までの元本にかかる利子所得・配当所得が非課税になるという点で、お得な制度です。

財形貯蓄には、目的別に「一般」「住宅」「年金」の3つの種類がありますが、新社会人がはじめの100万円を貯める際に使うのは、一般財形貯蓄です。

ただし、一般財形貯蓄の場合3年間は原則引き出すことができませんので、注意してください。

財形貯蓄も、非常に利用者の多い制度ですので、総務の人に聞けば手続きを教えてもらえます。

定期預金口座に自動振替

その他にも、銀行の自動振替を利用して、給与口座から定期預金口座へと自動振替を行うことでも、天引き預金は可能です。社内預金等がない方はこの方法でもいいでしょう。

積立投資(iDeCo、つみたてNISA等も活用)

このブログは「積立投資で人生100年時代を生き抜くブログ」ですので、こちらも一応おすすめしておきます。

ただし、投資は100万円を貯めたあとにはじめる方がいいです。最近は資産形成への意欲の高い新社会人も多いので、つい先走ってしまい疎かにしがちですが、いわゆる生活防衛資金(投資で損失が出ても日常生活に影響がでないようにするための当面の生活費、一定の預貯金)が不十分なままの投資は、判断を誤る原因にもなり、危険です。

でも、始める前に勉強をしておくことは重要ですので、以下参考まで。

※注意点

月々の貯金額を高く設定しすぎると、手元にほとんど現金が残らなくなり、危険です。特に、財形貯蓄や積立定期預金を極端に高額にした結果、いざ必要な時に引き出せず、困ることになるので、あくまでも「志は高く、無理はしすぎず」でいきましょう。

④支出を抑える

収入-貯金=支出の仕組みができたら、支出可能額の範囲内で生活をする工夫をします。

先ほどのシミュレーションでは、支出をあと1万円抑える必要がありました。やってみましょう。

格安SIMに乗り換える

楽天モバイルの参入でますます激戦化しているモバイル業界ですが、徐々に料金やサービスの均質化が進んでいます。そのため、以前よりも格安SIMの優位性はやや減少しつつあります。

とはいえ、依然として大手キャリアで7,000円する通信料も、私の使っているマイネオはじめ格安SIMの場合、3,000円程度私は外で動画等見ないので、月1,700円弱(3GB)のプランでギガ余りまくりです。。1.5~2GBのプランが欲しい。)と、まだまだ差はあります。

まず通信料を抑えて、月約5千円浮かせましょう!

自炊をする

王道の節約術です。難しくありませんので、できる日は自炊しましょう。

生まれて18年間全く料理しなかった私も、一人暮らしを数年しているうちに、簡単なものは作れるようになりました。

一人暮らしの自炊で困る「食材の量」ですが、人参・たまねぎなど、傷みにくい食材を使って、いくつかのメニューをローテーションするだけで、食材のロスを抑えつつ、栄養も取って、貯金できます!

外食をすれば夜なら1食1,000円。平日毎日外食すると夕食だけで2万円かかります。もちろん自炊もタダではありませんが、月にたった7日自炊をすれば、約5千円浮かせることができます!

残金は、使ってもいい

頑張って支出を抑えた結果、まだ余力があるなら、それは使っていいと思います。

本を読んだり、映画を見たり、プチ旅行をしたり。「自己投資」だとかカッコつけなくても、普通に使いましょう。

お金は、使ってこそ意味があるものです。がんばって貯める100万円も、いつか自分と大切な人のために使う。そのために貯めるのです。(ため多め)

⑤ボーナス、昇給額は、ほぼ全部貯金

重要なのは、「ボーナスや昇給はなかったつもりにして、同じ生活レベルを維持する」ことです。新社会人が月15万円で暮らせるのに、社会人3年目、5年目になったからといって20万円、25万円ないと暮らせないはずありません。

ボーナスが入ったら、欲しかったものを一つだけ買って、あとは全部貯金しましょう。手取り収入が17万円の人のボーナスは、会社の業績等によりますが、約35万円がボリュームゾーンでしょうか。

また、来年昇給したら、昇給分は全て「天引き貯金額を増やす」ことに使いましょう。そうすれば、貯金のペースは加速します。

まとめ

今回のケースでは今年4月から月3万円、ボーナス月30万円(初回は12月とする)の貯金をしたと想定できますので、貯金100万円を達成するのは、来年6月になります。

2年目からは、住民税がかかります。それはまた別の記事で…

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

この記事のまとめ

一人暮らしの新社会人が貯金100万円を達成するには

①収入と支出を把握する

②月々の貯金額を設定する

③天引き貯金の仕組みを作る

④支出を抑える

⑤ボーナスや昇給額は、ほぼ全部貯金

総論新社会人, 先取り貯金

Posted by fab