落ちる刀は掴むなでござる|株式市場暴落時の対処法

2020年3月7日小ネタ集

株式市場が暴落し、含み損が出ると焦りますよね。

反対に、今買わないといけないんじゃないかという焦りもあります。

毎日株価を眺めては、そわそわしてしまう。

株式投資をやったことがある人なら、誰しも経験することです。

私も、投資経験は6年ほどですが、何度か経験しましたし、対応を誤って後悔したこともあります。

株式市場が暴落した場合、どう対処すればいいのでしょうか。

あなたが現在置かれている状況別に、対処法をお教えしましょう。

暴落したらどうする?

保有株あり、買付余力あり の場合

保有株が下落して含み損が出た。

買付余力があるからナンピンしたい?

ちょっと待った!!

ナンピンとは漢字で難平と書くらしく、「難を平らかにする」との意味があるとか。

確かに、ナンピンすれば取得単価は下がります。取得単価と現在株価との乖離率のパーセンテージは縮小するでしょう。

しかし、ナンピンでは本質的には問題は解決しません。ナンピンしただけでは含み損が減ることはないからです。

ナンピンであっても、「その時点の株価で新たに購入する」ことに変わりなく、その後に株価が上昇して初めて、含み損が減るのです。

むしろ、「ナンピンすることで取得単価が下がった」「暴落時に何もしない、という苦痛から逃れられた」「以前の購入時より安く買えた(から、いいことをした)」という単なる慰めだけを得て、

その後に2番底が待っていたら、苦痛はさらに大きくなります。

保有株あり、買付余力ありの場合の対処法は、「ひとまず静観する」がおすすめです。

買付余力が十分にあることほど、人を冷静にさせるものはありません。

暴落時に皆が焦っているときほど、あなたの余裕が武器になります。

みんなが「余力があればなぁ…」って思っているときこそ、余力は慎重に使いましょう。

保有株あり、買付余力なし の場合

保有株あり、買付余力なしの方。ナンピンするという選択肢がないあなたは幸いです。

今できることは2つだけ。

損切りするか、じっと耐えるか だけです。

どちらがいいかは、そのときの状況によりますが、

どちらの選択肢を選んでも、後悔するかどうかはあなたの心持ちと性格次第です。

損切りしたあとに株価がすぐに上がった場合と、じっと耐えてる間にズルズルと株価が下がっていった場合。どちらが辛いですか?

前者が辛い方は、じっと耐えましょう。

後者が辛い方は、スパッと損切りしましょう。

どちらが得かって?

それはそのときによりますが、経験上ほとんど変わりません。

「損切りができるかどうかが初心者と中級者を分ける」なんて言われることもありますが、

それは損切りをためらって中途半端に耐えて、耐えられなくなって投げ売ったところが底値だった、という初心者が多いからです。

損切りは大事ですが、損切りし続けて儲けのない自称中級者は、初心者以下と言わざるを得ません。

さっさと損切りして、その銘柄を見ないようにするか、配当をもらいながら徹底的に耐えるか。

どちらも、そんなに大きく成功率は変わりません。(私調べ)

であれば、自分が辛くない道を行きましょう。

私は、どちらも経験済みです。どちらでも後悔したことがあります。笑

第三の選択肢として、「半分損切りして、半分耐える」もあります。おすすめはしませんが、その後の株価の動きに対応しやすいので、気持ちは少し楽です。

保有株なし、買付余力あり の場合

保有株なし、買付余力ありの方。うはうはですね。

買い急がず、じっくり吟味しましょう。

過剰に売られている銘柄をじっくりと探して、しばらく監視していれば、そろそろかな?というタイミングが来ます。

そこからさらに数日待って、打診買い。また少し待って、本格的に買いましょう。もちろん余力は十分残したままで。

保有株なし、買付余力なし の場合

株なんか気にせず働こう。

人生はタイミング。小さな暴落は来年もまた来ます。○○ショックは5年以内に来ます。歴史に残る暴落も10年以内に来ます。

私も日経平均が1万円を割っていたとき、学生でした。

アベノミクスが始まったとき、就職活動中でした。

やっと社会人1年目で原資を貯めたとき、アベノミクス相場に陰りが出てきました。悔しかったですが、タイミングだから仕方ない。

次の機会をじっと待てるのも、良き投資家への条件だと思って、せっせと働いています。

株式投資において、現金ほど心強い友達はいません。

結局のところ、これに尽きる

落ちるナイフは、

いや

落ちる刀は掴むな でござる。

おあとがよろしいようで。

↓刀の畳に刺さりたるを待ちて掴む勝ち組投資家之図

小ネタ集個別株投資

Posted by fab